願掛けの方法


願掛けとは自分自信に試練をかけて神や仏に願い事を行うことです。願掛けは古くから日本に伝わる風習のひとつでもあり、受験祈願、恋愛成就、商売繁盛、宝くじ当選など、悩みや心配事を神頼みによって前向きに取り組もうという気持ちと、ご利益を期待する神仏への信仰の表れでもあります。
このサイトでは願掛けの方法や、願掛けの注意点などをを紹介していますので、ぜひ参考にして下さい。

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願掛けとは

願掛けは古くから日本人が行ってきた風習のひとつです。昔からの「困ったときの神頼み」ということわざがあるように、何かしらの心配事や困りごとがあった時に、神や仏に良い方向に運を開けるように願うことです。願い事には、恋愛成就、高校や大学への受験祈願、病気回復、商売繁盛、縁結び、厄払い、宝くじ当選、など様々なものがあります。
最近では様々な願掛けグッズなども発売されており、こうしたグッズを持つことが願掛けの方法と考えている方も多いと思いますが、本来の願掛けの方法とはお守り札を持っただけ、あるいは神や仏の前で手を合わせるだけではありません。その違いは自分自身にも何かしらの試練や苦行をかけることです。例えば、願い事が達成できるまでは禁酒をする。あるいは願いがかなうまで毎日神社に参拝に行くなどです。もちろん、このような願掛けをすれば心配事や困りごとが必ず解決するというわけではありませんが、困難に立ち向かおうとする真摯な意思を強く持つことで、それを乗り越えられるかもしれないと言うことです。

願掛けの方法

願掛けの方法は地域によって様々な方法があります。なかには願掛けを“縁起かつぎ”や“おまじない”あるいは“呪文”などと混同している方も多いと思いますし、非常に曖昧な部分になることは確かです。例えば「新しいヘアスタイルにして気分を新たにする」とか「黄色い財布を持つとお金がたまる」などは“縁起かつぎ”の部類になりますし、手のひらに指先で人という字を3回書いて飲み込むと緊張しない、などは“おまじない”や“呪文”の部類になります。さらに、おまじないのなかには呪術あるいは黒魔術、白魔術と呼ばれる本格的な方法も含まれてきます。
願掛けの方法と、このような“縁起かつぎ”や“おまじない”との一番の大きな違いは、自分自身に試練や苦行をかけるかかけないかと言うことです。本来の願掛けの意味は、身も心も清浄かつ堅固にし、神や仏に願い事に対する真剣な態度を伝えようとする行為で、ただ神や仏からのご利益を待っているだけではないのです。正しい願掛けの方法とは自分自身もその試練や苦行を打破して願い事の実現に向けた精神的な決意を固めるためのものなのです。

古くから伝わる願掛けの方法

昔ながらの願掛けと言えば、神仏に願い事をするために同じ社寺に100回参拝する“お百度参り”や、千に近い多くの神社を参拝にまわり願い事をする“千社参り”など、何度も何度も参拝を重ねる願掛けの方法が有名です。また、雨乞や豊作祈願を願って、千人垢離(ごり)や七人篭り(こもり)などで願掛けを行う風習なども各地で行われてきました。ほかにも絵馬に願い事を書いたり、灯籠、鳥居、わらじ、毛髪などを神社に奉納するなど、地域によって様々な願掛けの方法が行われてきました。こうした願掛けの方法のなかには形を変えながら今日まで受け継がれているものもあり、今でも同じ願掛け方法が行なわれています。
願掛けによって願いが叶った場合は、お礼参りや願果たしの祝宴を開くのが一般的でした。また、生前にかけた願をそのまま放置すると亡き魂が浮かばれないと言われており、葬儀後に願い事を撤回する「願もどし」「願ほどき」といった儀式を行う地方もあったそうです。願掛けの方法は時と場合、そして地域によっても異なります。もっと言えば願い事によっても願掛けの方法が変わってきます。自分の願い事が成就できる方法で願掛けを行いましょう。

願掛けの神社やお寺

願掛けは神社やお寺に行って神や仏に願い事を行うことですが、それでは神を祀る神社と仏を祀るお寺、どこに願掛けに行けば良いのでしょうか?なかには神社とお寺の区別がよく解らないという方も少なくないと思います。そんなときは、まず日本人の宗教や信仰として古来より伝わる神道と仏教の違いを理解することが大切なのかもしれません。そもそも、かつての日本には八百万の神と呼ばれるほど、いたるところ、いたるものに多くの神が存在し、様々な信仰がありました。さらにそれぞれの神は得意とする分野を持っています。つまり、受験祈願を得意とする神様、恋愛成就を得意とする神様、商売繁盛を得意とする神様などです。
つまり願掛けをする場所を選ぶときは自分の願い事を得意とする神や仏が祀られている神社やお寺を選ぶことが大切なのです。具体的には受験祈願であれば、学問の神として知られる北野天満宮(京都)や湯島神社(東京)などが有名です。また、恋愛成就であれば若い女性の人気の鈴虫寺(京都)、商売繁盛であれば新屋山神社(山梨)などが有名です。また、願掛けの方法も、それぞれの神社やお寺で異なりますので、その作法に従って参拝するように心がけましょう。

願掛けの作法

願掛けをする際は最低限の参拝の作法を心得ておきたいものです。一般的な参拝の方法をご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。まず、神社やお寺に入る前は鳥居付近にある水場で手洗い口瀬ぎを行いましょう。柄杓で水を左手、右手と順番にかけ、左手に水をくみ口をすすぎます。そして、お参りの方法ですが、神社であれば合掌したまま2回おじぎをして2回手をたたく1回おじぎをする「二拝、二拍手、一拝」が最も一般的なお参りの方法です。数珠があれば合掌する手にかけて使いますが、数珠は宗派や数珠の種類によって使い方が異なる場合があります。これさえ知っておけば気軽に参拝することができるので、ぜひ覚えておきましょう。
そして、最も大切なことは「願い事は真剣に行なう」ことです。いい加減な気持ちで神や仏の前で手を合わせるのは決して良い行為ではありません。かえって神様を冒涜していることに変わりありません。人は誰でも真剣な気持ちで祈ろうとすれば、自然と自分に厳しくする姿勢が生まれてくるものです。気持ちを引き締め、願い事を一心に祈ってこそ、神様に想いが届くのだと思います。それが何より正しい願掛けの方法になるのだと思います。
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